帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました
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5/15 「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」
5/12 「おいしくて泣くとき」
5/9 「アンジーのBARで逢いましょう」
5/7 「片思い世界」
5/3 「ボールド アズ、君。」
最新感想文
2025/4/26 TOHOシネマズ錦糸町楽天地にて鑑賞
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(2024年/127分/日本/カラー)
驚いた。凄く純粋で凄く残酷。青春てまさにそういうことだと思った。相変わらず未読だけれど、福徳氏のこの原作、マジで読む、アマゾンでポチりました。
映画となった、その映画ならではの描写力はとてもとても素敵なのだけれど、ならばそうした表現に落とし込む、この純粋で残酷な物語はどう書かれているのか、とても興味がある。
ある意味、オチバレというか、観客に隠されている部分がある。謎解きという訳ではないので……
2025/4/21 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞
「おいしくて泣くとき」(2025年/109分/日本/カラー)
観終わってデータをチェックして、あ、この監督さんの作品、結構追いかけてた、私!と気づいた。いつものことだが時間が合って飛び込んだので、情報を入れていなくて、しかもチケットカウンターで、タイトルなんだっけ、「悲しくて泣くときお願いします!」とか言っちゃって、悲しくて泣く、ってそのまんまやん、と自分にツッコミ入れたりして。
そうかそうか、「こはく」、「こん、こん。」の監督さんだった。なんか腑に落ちた。
本作は、結構泣かせに来ているというか、バック音楽がかなり大げさにかかってくるし、イジメシーンがベタだったり、クライマックスの、絶対に破綻するに決まっている二人の逃避行もまたベタベタだし、いつもの私ならケッと言いそうなもんなのだが……
2025/4/17 シネ・スイッチ銀座にて鑑賞
「アンジーのBARで逢いましょう」 (2025年/88分/日本 カラー)
凄い良かった。日本でもこんな映画が作れるんだと思って。それは勿論、草笛光子という稀有な存在があるからであり。
だってオリジナル作品というのが嬉しいじゃないの。インディーズ系ではなく、こんな大女優を招聘した商業映画でベストセラーの原作もない、オリジナル作品というのは昨今、本当にお目にかかれないから。
確かに日本なのに、日本のさびれた地方の街角なのに、草笛氏演じるアンジーが風に吹かれてやってくると、まるでラテンアメリカの風が吹いている感じ……
2025/4/14 TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞
「片思い世界」 (2025年/126分/日本/カラー)
なんだろう……なんの茶番を見せられているんだろうと思うのは間違ってるんだろうか。これ、いかにもネタバレ禁止の秘密要素があるけれども、かなり早々にそれが示されるからもはや隠す必要もないような気がするし、なんたってその秘密要素こそが???なもんで……。
つまり、この3人は幽霊。だから世間の人には見えていない。彼女たちは子供の頃に痛ましい事件に巻き込まれ、殺されてしまった。3人は世の中の人には見えないけれど一緒に暮らしはじめ、世の中の人には見えないけれど成長し今や大人となり……
2025/4/9 新宿K's cinemaにて鑑賞
「ボールド アズ、君。」(2024年/82分/日本/カラー)
バンド音楽が好きな人たちにとっては、きっとメチャ豪華な人物がぞろぞろ出ているんだろうなぁ。わざわざバンド音楽、だなんてダッサい言い方をしてしまったのは、監督さん自身のパーソナリティーが、まんまそうだから。
というのを知ったのは鑑賞後なのだけれど、ヒロインの珠といい、珠が憧れるバンドのカリスマボーカル、結衣子といい、音楽が自分のよりどころだと、まっすぐに、何の疑問も持たずにいるから。
音楽、というものが多彩なジャンルの集合体であることなぞ知ったこっちゃないとでもいうように……