帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました
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11/11 「見はらし世代」
11/6 「笑えない世界でも」
11/4 「おーい、応為」
10/31 「ハレンチ・ファミリー 寝ワザで一発」
10/26 「人妻」
最新感想文
2025/10/27 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて鑑賞
「見はらし世代」(2025年/115分/日本/カラー)
MIYASHITA PARKという実在固有の建造物がハッキリ主題になっているし、ランドスケープデザイナー(初めて聞く呼称だが、そのまんま直訳的意味でいいのだろうか)である父親が主人公であるのだし、えっ、これって、リアルにモデルになる人物がいるってこと??というのがずーっと気になってしまった。
そして、英文でちらりとクレジットされたから自信がないけれど、監督さん自身のお母さまをしのんで、みたいな記述、だったよね??だとしたらこの物語はマジに監督さんご自身の自伝的なもの??
オフィシャルサイトには長尺のインタビューがのっかっていたから……
2025/10/24 池袋HUMAXシネマズにて鑑賞
「笑えない世界でも」(2025年/86分/日本/カラー)
日本映画でシスターフッドものっていうのは、意外とお目にかかっていなかった気がする。しかもかなり好みのお年頃の美少女二人。
いや、21歳と22歳、という設定だったから、ようやく大人に差しかかった、というところ、まだまだ子供である自分に怯えているお年頃。メチャ好み。まだ半熟でぷるぷると出来上がっていない、不安でうずくまっている女の子たち。
ふたりとも、天涯孤独。いかにもやさぐれた、乱暴な物言いの優花は……
2025/10/19 TOHOシネマズ錦糸町楽天地にて鑑賞
「おーい、応為」(2025年/122分/日本/カラー)
アニメーションで、この葛飾北斎の娘を描いた映画作品があったっけ、話題になっていたのに観なかったんだよなぁ、と今更ながらちょっと後悔するものの、実際の絵画、というか、もちろんそれを描いているという描写としてだけど、模写ではあるけれど、アニメーションの中の絵じゃなくて、実際の絵として見られるリアリティが、凄く良かった。いや、実際、そのアニメーション作品を観ていないんだから、どんなふうに描かれていたのかも知らんでアレなんだけど。
でも、出演者お三方が語っていた、絵を描く練習のことを耳にするとやっぱり……
2025/10/17 日本映画専門チャンネルにて鑑賞
「ハレンチ・ファミリー 寝ワザで一発」 (2002年/66分/日本 カラー)
うわー、好きだなぁ、これ。なんて愛しい物語。まるまると太った女の子、ぶーやんの、人の良さ、恋心が報われぬ切なさ。職も上手くいかず妻には逃げられたシングルファザー、和美のやるせなさ。
この二人を軸に、あらゆる登場人物たちがみな個性的で、時に思いもつかない展開にえぇー!何これ!と驚かされたり。何か美しい、寓話のよう。
ピンクのタイトルはいい加減そうに見えて、時に生真面目にきちんと内容を伝えていたりする……
2025/10/15 日本映画専門チャンネルにて鑑賞
「人妻」 (2013年/62分/日本/カラー)
ピンクとしてのタイトルは別にあるけれど、ラストクレジットでもしっかり明示されているように、脚本段階でこの一般タイトルは確定されていたんだろうと思う。
人妻。直球のタイトル。それこそピンクの世界では無数に描かれ続けている永遠のテーマの一つ。でも、この直球の人妻というタイトルから、このヒロイン像を想像することはなかなかに難しい。
なんというか……一見して、可憐、いや、無防備と言うべきか。ボブカットにふちなし眼鏡……
