帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました
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7/27 「スミコ22」
7/25 「言えない秘密」
7/23 「朽ちないサクラ」
7/17 「僕の月はきたない」
7/14 「明日を綴る写真館」
最新感想文
2024/7/11 新宿K's cinemaにて鑑賞
「スミコ22」(2024年/64分/日本/カラー)
ありそうで、なかったかも。一見穏やかでゆるふわに見えながら、実は斬新、というか、挑戦的な構図の作品なのかもと思った。
まさに日記。いくつものチャプターに分かれ、というか、絵日記風に日付と天気がクレヨンでカラフルに扉となり、スミコの一日一日、その日常の破片が切り取られていく。
ほんの2週間ほどの、22歳の女の子の毎日は、穏やかに楽しそうに見えながら、そこに至るまでにはきっといっぱい泣いたりした日々が隠れているのだった。
監督さん自身の、自伝のような物語なのだという……
2024/7/8 TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞
「言えない秘密」(2024年/114分/日本/カラー)
正直これはちょっとないかなぁと思いながら観ていたものの、オリジナルだと思っていたのが実は原案が2007年の台湾映画だと知ると、なかなか言いづらくなる。
台湾映画、それもこの2000年代あたりの台湾映画は私もちょこちょこと観ていた記憶があり、確かにこういう切ないファンタジーラブストーリーがしっくりきそうなのだよな……とか思って、えっ、ちょっと待って、ひょっとして……と思って自分のサイトを見直したら、私、当時、この台湾版観ていた(爆)。
うっわ、ショック。全然思い出さなかった!自分の感想文を読み返しても、こ、こんな映画あったかしらんと(爆)……
2024/7/4 TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞
「朽ちないサクラ」 (2024年/119分/日本 カラー)
ヤスケンが別立てのクレジットで、おお!もうそんな重鎮になったか!!と感慨深かったが、それだけの大オチを任せられるだけのキーマン中のキーマンであったことが判ると、もはやキャストクレジットの立て方だけでちょっとそうしたことが予測できちゃうんだなぁと思わなくもない。
そして、ヤスケンの立ち位置によって明かされるその大オチが、……そこに果たして納得できるか、というか、そうか!と思えるかどうか、という部分が、本作の最も大きなキモだったように思う。
うーむ、奥歯にものが挟まったような言い方になってしまう……
2024/7/1 新宿K's cinemaにて鑑賞
「僕の月はきたない」 (2023年/86分/日本/カラー)
無名の役者がオナニーを自身に禁じることによって、成長したい、変わりたいと願うという、どっからその発想出てくるの!という一見、ナンセンスというか、愛すべきアホなコメディ、なのだけれど、確かにそうなのだけれど、不思議にマジで身につまされてくる。
本作の中で冒頭に置かれるフェイクドキュメンタリー作品は、実際に作られたものだと後から知って、へぇーと思う。つまり本作は、それを受けてのアンサー作品。アンサーがいわば本編になるという興味深い成り立ち。
しかも“無名の役者” 古谷連は、実際の役者、古谷連であり……
2024/6/26 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞
「明日を綴る写真館」(2024年/104分/日本/カラー)
平泉成初主演という触れ込みだけれど、印象としては彼に教えを請う太一役の佐野晶哉氏の方が主人公感が強いなぁという印象。ちょっとイヤな言い方だけれど、平泉氏演じる鮫島の露出というかキャラクターの押し出しをムリヤリ強くして、なんとか主人公に持っていっている感じがした。
という言い訳の元、ホントは手を出すべきではない原作コミックスの無料試し読みを2話ほど読んでしまい(最近、この禁を破りがち……)、確信に近い想いを抱く。
少なくとも原作では、太一が主人公だとしか思えない。表紙も彼だし……