home!

「え」


2021年鑑賞作品

えろぼん!オヤジとムスコの性春日記
2017年 74分 日本 カラー
監督:池島ゆたか 脚本:高橋祐太
撮影:荒木憲司 音楽:大場一魅
出演:一条綺美香 月本愛 竹本泰志 なかみつせいじ 長与純大 遠藤洋 野間清史 新惟ジン 郡司博史 吉田恭子 天海祐子


2021/2/21/日 録画(チャンネルNECO)
あれ、これはピンク映画として作られてるんじゃないんだ……まあ正直、違いはよく判らんが(爆)。
男やもめの父親と一人息子が共に、憧れ(だった)のエロ系アイドルに出会ってしまうという内容。つまりダブルヒロイン、なのだが、ちょっとお二人の女優さんの芝居はツラいのは正直なところ。まあそれはピンクあるあるなのだが……。

父親と息子は全然似てない。この二人を親子としてキャスティングしたことに少々首をかしげちゃうぐらい。
父親は早期退職に応じて今、バーの雇われ店長をやっている、というのがしっくりくる、ロマンスグレイとお髭がセクシーなオジサマである。その息子はドランクドラゴンの鈴木拓氏に似ているあおっちろい眼鏡男子である。
うーん、全然似てないしキャラも違う。しかもその違いが特に功を奏している訳でもないし(爆爆)。

父親=耕造と、息子=隆の関係は、この年頃の親子関係がそうであるという意味合いとは違ってぎくしゃくとしている。それは数年前に突然倒れて亡くなった耕造の妻の存在がある。
彼女が倒れた時そばにいたのは息子の隆。彼は父親に慌てて連絡を取ったが、耕造は地方出張ということもあったが、つまりは仕事を理由に駆け付けなかった。

そらあかんね。だってこんな事情なら、取引先にも自身の勤め先にも充分に説明がついたじゃないの。それが昭和のモーレツ社員だということ??
でも私の父親世代ならいざ知らず、この世代にそこまでの愛社精神があるとも思えないが……そこはアレかな、池島監督の世代の感覚というのならうなづけるのだが。

だって、口ぶりでは耕造は世間一般並みには(という言い方もアレだが)妻を愛していたように感じ取れるし、息子に対する気後れもだからこそだと思うし。
息子の母親に対する想いは特別だというのもあるのかなあ。いやしかし、正直言って息子側にはそうした葛藤は感じられない。そんなこと、言いもしないし。

彼はひたすら、お気に入りのAVアイドル、清澄シャルロットをオカズにシコシコやるばかりなんだもん。んでもって、それを父親に見られる(爆)。母親が息子のその場面に遭遇するというのはよく聞くことだが、父親が息子というのは、なんつーか……別種の恥ずかしさ、気まずさだろーなー。
しかもなんとまあ、父親のマスカキも息子に見られる(爆爆)。双方ともに、見られるポーズまで一緒である。ケツ出して前かがみになっているところを背後からドア開けられて、振り向いて口あんぐり、という目も当てられないハズかしさ(汗)。

耕造の方のオカズは、三沢チカなるかつてのアイドルである。アイドルっつっても、その場に居合わせた常連客が誰一人ピンと来ていなかったように、決して売れていた訳ではない、最後にはヌードグラビアに“転身”という名の落ち目だったんだろう、昭和の当時にとっては。
そして誰も気づかず消えていった存在であり、耕造が覚えている、どころか、河原で拾ったエロ本をいまだに取っておくぐらいのファンであったことは、彼らの出会いはまさに奇跡なのであった。

三沢チカは、今はヒモ男と一緒に暮らしている。いや、暮らしていた。アイドルのスカウトなんて、聞くだけでアヤしい男との同棲生活、そのアヤしい男はなかみつせいじ氏。ぴったり(爆)。
そもそもアイドルのスカウトなんて範疇じゃなく、彼はエロ系に手を染めて、しかもピンハネ、味見、それがエスカレートすれば、横領、暴行になる訳で……ある日、チカのもとに刑事が現れ、彼の正体が暴かれた。チカはその傷心を抱えてある日、耕造のバーの外壁に貼られている求人募集を見つけたのだ。

一方の隆はというと、憧れのAVアイドルがまさかの大学の同級生。眼鏡かけてて気づかないなんて、少女漫画かよ!!と思うが、だっさいチェックシャツに猫背で歩いているような彼女は、「まさか同級生に顔バレするなんて……」と憮然としたのが本音だったろう。
なるだけ地味に地味に、友達なんて作るつもりもなく、大学に通っていたのだから、隆の存在は実際、腹立たしかったに違いなく。

彼女の正体を知って驚愕した最初こそ、憧れのシャルロットちゃんが……と深く落ち込むぐらいの隆だったけれど、奨学金を返すためにウリまでやっているという彼女に次第に心を寄せるようになる。
つーか、隆に正体がバレて開き直った彼女が、隆を客にしたからなんだけど。ゴムのつけ方さえ知らないドーテー君の財布の中身にも譲歩して、まあいいや、初回サービス、とさっさと服を脱ぎ捨てて巨乳をあらわにするシャルロット、いやさカゲヤマさんは実に男気があるのよね。

芝居はアレだけど(爆)、シャルロットちゃんを演じる月本愛嬢はめちゃくちゃ可愛い。小柄で丸顔の童顔とギャップのある巨乳、でもその気の強さ。ザ・ツンデレである。
”施設育ちで、家族を知らないから”千賀子(三沢チカの本名)を交えた四人の不思議な関係に、家族みたい、と笑顔を見せる。まー正直、施設育ちとか、またしても少女漫画的展開来たよと思ったけど(爆)。

それでも勉強したくて、奨学金で大学行って、その奨学金を返すためにAVやってウリやって、というカゲヤマさん。……そこまで苦しい思いをして何の勉強に取り組んでいるのか、大学の同級生ということ以外にまったく大学生活に対して語られないので、せっかくのカゲヤマさんの、こんな思いをしてまで大学行って勉強してる、というのが伝わらないのが、もったいないなあ。
それが見えてるからこその、隆の彼女への見る目の違いであり、人間的魅力、つまり2Dから3Dになって恋に落ちる訳なんだからさ。

まあでも、そんな具合に、最初はシャルロットちゃんに勝手に抱いていたイメージとのギャップに苦しんでいた隆が、まず身体を突破されたことが大きかったのか、なんだそれ、処女物語みてーじゃねーか(爆)、それもどうかと思うけど(爆爆)。
でも、父親が驚くぐらい、人生に対して積極的になった隆。アルバイトをしだしたことに父親が驚くって、どんだけグータラだったんだよ(爆)。

一方の父親の方は、なかなか進展しない。あるキッカケはある。耕造と千賀子が店を閉めた後に飲むことになる。その時耕造は、先述の、妻が亡くなった時からの息子との確執を告白するんである。店の常連の悪友たちにもきっと話していなかったであろうこと……。
優しく聞いてくれる千賀子に耕造は深酒しちゃって、彼女に抱きかかえられて送られてくる。もうそんときには、すっかり隆との関係が出来上がったカゲヤマさんがいて、翌朝にはまるで実の娘のように耕造をたしなめ、隆のアルバイトのことを告げ、きっと千賀子さんはお父さんのこと好きですよ、なんておせっかいまで焼く。

ダブルヒロインだし、尺的にも同等だし、なかみつ氏扮する逃げ回っていたヒモ男が後半も後半に登場して、千賀子をランボーしようとして、そこに耕造、そして隆とカゲヤマさんが乱入という、キチンとした派手なクライマックスがあるんだけど、やっぱりやっぱり、ここまでに何度も何度もセックスしまくった(爆)若手二人にはかなわんよなあ。
まあさ、シニア二人は最後の最後にためまくった上に、しんねりしっとり愛し合うのが重要だとしても、ね。

物語の最後は、ダブルヒロインが共に耕造のバーで働き、そのため店は満席の大繁盛、隆もまたバーカウンターの向こう側で父親とともに働いている。疑似家族が、本物の家族になりそうな予感のラスト。
父と息子のオカズだったアイドルが、最愛の相手となって今ここにいる。河原に投げ捨てられたぶよぶよのエロ本、父親にとっては甘酸っぱい、息子にとっては今ここにいるアイドル、それが最愛の人になるなんて。

オカズという落とし込みでコミカルにしてるけど、女の子にとってのそれを反転して夢想すれば、こんな夢みたいな話、ないよ!!それをやっちゃうと、イタくなっちゃう、こーゆー感じにライトな人生賛歌にならない。悔しいなあ。★★☆☆☆


艶色女体巡り(恋人百景 フラれてフって、また濡れて)
2015年 73分 日本 カラー
監督:竹洞哲也 脚本:当方ボーカル
撮影:創優和 音楽:與語一平
出演:友田彩也香 加藤ツバキ 樹花凜 横山みれい 津田篤 山本宗介 イワヤケンジ ダーリン石川 倖田李梨

2021/8/25/日 録画(チャンネルNECO)
2019年に「平成風俗史」「風俗秘話 時代に抱かれた女たち」とキャストと設定を絶妙にかぶらせて、姉妹作品のような、セットのような二作品を作っていたのに接して、まあ予算的に一度に二本の作品が撮れるというコスパの部分もあったのかもだけど、でも面白い試みだなあと思ったのが、6年も前にすでにやっていたのか、と思う。
残念ながら今回観る機会をゲットできたのは、そのうちの一本のみ。データベースを探っていたら、似たタイトル、ほぼ同じキャストで同年に作られてて、内容は本作と重なりながらもちょっと前の時間軸、そしてメインになるのは本作の中でかする程度に出てきたキャスト、というものだったことを知り、うわー、これ二本一緒に観たかった!!と地団太を踏んじゃうんである。
竹洞監督はピンク映画の中でほんっとに、いろんな面白い試みをし続けているんだなあ。

本作は、何人かのキャストにその時々のメインが任されてゆく。登場人物と、舞台となる土地と、時間軸とが、さらさらと流れゆく。
まずはピンク女優とその助監督の物語である。ピンク映画である本作で、その裏側を垣間見られるようなドキドキ。
そして男側のメインはここ数年のピンク映画を確かな実力と繊細な魅力で支える、つまり私かなりお気に入りの(照)津田篤氏である。売れっ子のピンク女優役には実際売れっ子のピンク女優である友田彩也香嬢。

友田彩也香嬢演じる聡美はその前に大恋愛の末の大失恋をしていて、だから助監督の良に酔った勢いで甘えかかるぐらいの気持ちだったのかもしれない。
この“大恋愛の末の大失恋”というのが、もう一つのセット作品の方でじっくり描かれているらしいから、本当に気になる……。そのお相手はピンク男優で、彼は現場にまでそのこじれを持ち込み、手ひどく彼女を痛めつけたことで評判が悪くなり、役者を辞めていった。

ピンク映画は男優の数が圧倒的に少ないから息も長いけれど、一方でピンク映画の主役であり花は、当たり前だけど圧倒的に女優である、ということも長年語り継がれることである。男優たちに比べて圧倒的に息が短くても、である。

でもここ数年、ピンクにおいても息の長い女優さんが増えている気がする。友田彩也香嬢も、かなり長いことその活躍を観ている気がする。本作にちらりと顔を出す、今やピンク女優の重鎮、倖田李梨姐さん(それこそセット作品ではメインに絡んでいるのだろうか?)はその代表格だし、本作の後半のメインを張る加藤ツバキ嬢は、李梨姐さんをほうふつとさせるハスキーボイスと投げやり感がめちゃくちゃ魅力的で、今後長く活躍していきそうな予感がして楽しみ楽しみ。

ちょっと脱線しちゃったが。つまりさ、本作は、恋がしたいのに、恋とは何なのか、判らなくなっちゃってる、いい年してこじれた男と女の物語なんである。彼らはもういい大人だし、ホレたハレただなんてと斜に構えているのだけれど、つまりは本当の恋に向き合っていないのだ。
いや、一人だけいた。聡美だけは、本当の恋に向き合ってやぶれて傷ついたからこそ、適当に始めちゃった良との恋愛がなれ合いになったと感じた時、いくつかのサインを出しても彼が気づかなかったこともあって、急に、本当に唐突に、別れよッと思い立ったのだった。

良もまた、女が思い定めたら動かせないことを過去の経験からか知っていて、引きとめもしなかった。そのあたりが、本当の恋ではなかったのか、それとも、大人ぶってなりふりかまわず行けなかったのかは、判らない。
次の現場で会った聡美は、もうプロの女優の顔で、何のわだかまりも残していなかった。自分にだけ見せていた筈の笑顔やエロい姿も、もはや女優としての演技のそれでしか、彼は見ることが出来なくなってしまった。

ある程度大人になると、失恋したとか、ショックを受けたとかいうことに、違うもんねー、みたいに、素直に向き合えなくなる。いくらでも言い訳が思いつくから、素直に反省できなくなる。
良は自分は恋愛に向いていないんだ、という“言い訳”に向かい、ロケ先(ロケハン先かな?)で出会い系サイトを通じて房子とデートする。

その直前から、物語は房子がメインに語られる。房子を演じる加藤ツバキ嬢がほんっとうに最高である。なんかちょっと、大久保佳代子サマに似ている気がする(爆)。
ピンク女優さんだからもちろんハダカになるし、妄想の中とはいえ(妄想オンリーというのが切ないが)カラミも見せるものの、基本的にブスキャラを強要され続け、モノローグで気に入らないあれこれに死ね!死ね!!と叫び続けるあたりとか、サイコーである。

モノローグはすべての登場人物に印象的に割り当てられているし、死ね!と吐き捨てるのは房子だけじゃないんだけど、彼女の死ね!がいっちばん最高に爽快なんだもん。
特に好きなのは、女としての常日頃の意識があるかどうかを、ワキ毛の処理に集約しちゃってるところなのだ。いやいや!それ一点のみかよ!!しかしそこに妙にこだわり、良とのデート最中にコンビニで買い求めて処理完了したり、妹の凜が風呂場のカミソリを発見して軽蔑のため息をつきながら毛抜きで処理したり。そそ、そんなにワキ毛大事か、そうか……。

かなりイタい女である房子は、演じるツバキ嬢のキャラ一発で最高に面白かったが、彼女に比する形で、真の意味でイタい女である妹の凜は切実である。
いわゆるヤリマン。この狭い田舎町の中では、もはやその存在はゆるぎない。一時東京に出てOLをするも、ヤリまくりってのが会社にバレて居づらくなり、あっさり帰京。

実家は農家で、姉である房子は長女であるという責任感も手伝って、そのたぐいまれなる体力と腕力で、日々奮闘している。そんな姉妹は当然犬猿の仲。
出会い系サイトで声をかけてきた良にすぐに結婚願望をにおわせまくって自爆する房子、遊べるのは若いうちと割り切って遊びまくった結果、ヤレる女としてしか見られなくなった凜、両極端で、どちらも双方を軽蔑し、嫌っているけれど、どっちもどっちという、やりきれなさ。

本作は、皆恋が出来てないのだ。好きで好きで仕方ない、それでボロボロに傷つくとかいう、辛いけれど、これぞ恋愛の醍醐味ということを、誰もが出来ていない。
何度も触れちゃうけれど、どうやらそれが、もう一つの作品では見られたらしいんである。そこにカスッている聡美は、恋の辛さに懲り懲りしたからこそ、それなりの好意を自分に持っているらしい良に手を出したということなんだろう。傷つかない程度の、穏やかな恋愛をしたかったんだろう。

でもやっぱりそれじゃあ、破綻してしまう。彼らの間で印象的に語られる恋愛の慣れ、慣れに慣れない、慣れになるからこそ別れることが難しくなる、というシークエンスがかなり面白い。
慣れ、倦怠期とも言い換えられるのか。別れることに費やすパワーを思うとメンドくさくて、なんとか回避できないかと、妙に凝った料理を作ってみたり、セックスの時のキスを長めにしてみたり、普段つながないのに外出時手をつないでみたり、聡美側、良側、それぞれに“さりげなく”ゆさぶりをかけてみる。

でもそんなんじゃ、事態が好転する訳がない。お互い、それでなんか気づいてくれないかと勝手に期待するだけなんだから。自分勝手な期待だけなんだから。
ぶつかり合う選択が頭をよぎることさえなく、もうメンドクサイ!!とばかりに聡美が別れを決断し、良が戸惑いながらも大してそれに抗わなかったのは、やっぱり……これは恋じゃなかったということなのかなあ。

判んない。恋の定義なんて。本作の中のカップルになる誰もが、それを恋だと定義し、結局は片思いに終わって傷ついて、もう二度と恋なんかするか!!と吠えたりする。
それはあんなにモテまくりだった凜の台詞であったりする。凜だけじゃなく、おそらく本作の登場人物の誰もが、叫んでいるだろう台詞だけれど、程度というか、本当に玉砕したであろう人から、これから先の人生を考えての打算をくじかれた人から、相手あってのことなのに軽く考えてたゆえに平手打ちされたような人から、……本当に様々である。

こんなに恋って、難しかっただろうかと思う。その中で唯一房子が、判りやすい幸せをゲットする。あんなに妹からも出会い系でデートした良からもバカにされた房子が、同じ農業仲間の男性とゴールインする。
なんかいきなり、腹ボテさんになっていて、先を越された妹は歯噛みし、姉は優越感と幸福感にひたりまくっている。

この姉妹は、表面上は冷戦状態、妄想の中でバトルロワイヤルになる展開がかなり楽しくて、正反対、180度違うからこそ妙に似ているというか。
恋愛や結婚、かなり古い価値観だと思うけど、女としての幸せについての勝負を、自分の中のモノローグで戦ってて、結婚を決めることなのか、その先に子供をさずかることなのか、見た目のイイ男をゲットすることなのか、見た目が良ければ短小××に愕然と来てもいいのか。

てゆーか、自分はついに恋をしたと、その相手を得たと思ったのに、結局はヤリマンとして自分と付き合っていたことを知らされる凜、という、実際の対決もなくモノローグ上のそれだったことも何一つ意味がなかったことが、ここでパーン!と無情に示されちゃうっつー、残酷さである。
この田舎町の姉妹の物語は本当に面白くって、李梨姐さんの後を継ぎそうなツバキ嬢にまずハートをつかまれたのだが、妹役の樹花凜嬢も相当である。

他にも、良が監督デビューしたものの惨敗した、AVデビューの大根素人女優の話やら、本作ではカスリ程度だった聡美の元カレの話やら、ああもう、もう一つの姉妹作品見たくてたまらない!!

ピンクは当然、カラミがマストであり、時にそれ前提がゆえに不自然になることもままあるんだけれど、本作はむしろそれを逆手にとって、なげーよ!!というカラミを妄想に仕立て上げたり、仕事としてのカラミ、ピンクやAVの現場のそれを差し出したりして、ホントの、というか、なんて言ったらいいのかなあ、恋愛におけるセックス、実生活におけるセックスっていうの?それを、絶妙に避けてるんだよね。
なくはないんだけれど、深刻にしないというか。ガッカリさせちゃうというか。あるいは「妊婦とセックスも大丈夫だって、調べた!!」とかって、野暮ったく、コミカルにしちゃうとか。それこそがリアルな人生、そして人生賛歌、ていう感じがするんだよなあ。

それにしても加藤ツバキ氏である。すんません、何度も言っちゃうけど、大久保佳代子氏を思い浮かべちゃう。
色気のないエロ(ゴメン!!)と、サバサバのハスキーボイス、しかし落ち着いて?考えれば、余計な脂肪が全然ない、ストイックなスレンダーボディは見事!いやマジで、ホレこんじゃったなあ。★★★★☆


トップに戻る