帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました

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最新追加情報

猫


12/4 「爆弾」
12/1 「(LOVE SONG)」
11/28 「ミーツ・ザ・ワールド」
11/24 「じっちゃ!」
11/21 「旅と日々」


最新感想文

2025/11/17 新宿ピカデリーにて鑑賞

「爆弾」 (2025年/137分/日本 カラー)

宣伝で回りまくっていた佐藤二朗氏が、彼の怪演をほめちぎられるのをさえぎり、これは山田裕貴主演であり、彼が素晴らしく、他の役者たち皆素晴らしく、そしてとにかくものすごく面白いから!!というスタンスであったことが興味深かった。
実際に観てみると、そりゃぁ観た誰もが佐藤氏の怪演にヤラれまくり、これは佐藤二朗の映画だと言いたくなるのはごもっともなのだ。でも、佐藤氏演じるスズキタゴサクの不気味さを洗い出すのは確かに……

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2025/11/14 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞

「(LOVE SONG)」 (2025年/119分/日本/カラー)

私ホントに、全然、知らなくて。森崎ウィン氏がタイとの合作映画、なるほど彼はミャンマールーツだし、そっか、観てみたい、なだけ。近場のシネコンに来ていたものの、なんだかいつまで経ってもぎゅうぎゅうに席が埋まってる。
そもそもダブル主演の向井康二氏の情報も入っておらず、そして何よりこの映画の成り立ちも判っておらず、えー、なんでなんで、大作映画という訳でもなさそうなのに、なんでいつまで経ってもぎゅうぎゅうなの……



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2025/11/12 新宿バルト9にて鑑賞

「ミーツ・ザ・ワールド」(2025年/126分/日本/カラー)

「愚か者の身分」から続けざまに、歌舞伎町を舞台にして撮影もしっかり敢行した本作であるが、同じ歌舞伎町でも、こんなにも違う世界なのかと驚く。
いや、そんなことは当たり前だけど。描かれる人が違うんだから。でもあまりにも続けざまだったもんだから、そしてその町は同じ町なもんだから、なんだかとても、不思議な感じがした。
冒頭、由嘉里は歌舞伎町の道端で動けなくなっている。侮蔑的な思いをさせられた合コンで泥酔、もう死ぬんじゃないかとまで思っているのは……

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2025/11/9 池袋シネマロサにて鑑賞

「じっちゃ!」(2025年/93分/日本/カラー)

つがる市制施行20年を記念して製作されたという本作。つがる市、という市は、そうか、それまではなかったのか。ありそうでなかった感じ。
津軽、というのは地域名や津軽弁、津軽塗といった文化の側面では記されるけれど、そんないちばんのアイデンティティの名称を冠した市、というのが、複数の町村合併によって誕生して、でもまだ20年というのはほやほや。全国にアピールしたいという気合がひしひしと伝わってくる。題字に吉幾三氏まで招聘してるし……

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2025/11/7 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞

「旅と日々」(2025年/89分/日本/カラー)

シム・ウンギョン!というだけで飛び込んだので、中盤まで彼女が書く脚本(というよりは2、3の設定)が劇中映画作品として描かれる描写が続き、えっ、まさかあの最初だけの登場じゃないよね、いやまさか、と無駄な不安を持ってしまった。
情報入れておけば良かったな。予告編には遭遇していて、それでキャー!と思って足を運んだんだから、そんな筈ないのは判ってた筈なんだけど。
そうか、つげ義春氏の原作なんだ。久々に、つげワールドに触れる気がする……

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