帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました
最新追加情報
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11/24 「じっちゃ!」
11/21 「旅と日々」
11/17 「愚か者の身分」
11/15 「スノードロップ」
11/11 「見はらし世代」
最新感想文
2025/11/9 池袋シネマロサにて鑑賞
「じっちゃ!」(2025年/93分/日本/カラー)
つがる市制施行20年を記念して製作されたという本作。つがる市、という市は、そうか、それまではなかったのか。ありそうでなかった感じ。
津軽、というのは地域名や津軽弁、津軽塗といった文化の側面では記されるけれど、そんないちばんのアイデンティティの名称を冠した市、というのが、複数の町村合併によって誕生して、でもまだ20年というのはほやほや。全国にアピールしたいという気合がひしひしと伝わってくる。題字に吉幾三氏まで招聘してるし……
2025/11/7 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞
「旅と日々」(2025年/89分/日本/カラー)
シム・ウンギョン!というだけで飛び込んだので、中盤まで彼女が書く脚本(というよりは2、3の設定)が劇中映画作品として描かれる描写が続き、えっ、まさかあの最初だけの登場じゃないよね、いやまさか、と無駄な不安を持ってしまった。
情報入れておけば良かったな。予告編には遭遇していて、それでキャー!と思って足を運んだんだから、そんな筈ないのは判ってた筈なんだけど。
そうか、つげ義春氏の原作なんだ。久々に、つげワールドに触れる気がする……
2025/11/3 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞
「愚か者の身分」 (2025年/130分/日本 カラー)
最初に情報に接した時に、若者たちの……と言っていたような気がして、でもメインビジュアルの三人のうち、綾野剛氏はもう若者っていうのとも違うような……と思った答えは、きちんと出されていた。やっぱり彼は、若者たち、には入っていなかったし、まだまだお若い北村匠海氏も、そうではなかったと思う。
北村氏主演と言いつつ実際は、この三人主演という趣の物語だけれど、ヤハリ最後の場面を任された、一人きりだけれど確実に未来に向かって歩んでいく、最も若い、確実に若者である林裕太氏演じるマモルがやはりそうなのだと。
メインビジュアルはしっかりお三人……
2025/10/29 新宿武蔵野館にて鑑賞
「スノードロップ」 (2024年/98分/日本/カラー)
実際に起きた事件が元になっているということを知らなかったから、なぜ直子と父が生活保護の申請が通りそうだったのに心中を選んだのか、そもそも母親が要介護なのに介護サービスを申請していなかったのか、これって甘い設定、ツッコミどころ満載??と思いながら見ていたら、まさかのひっくり返りだった。
そしてそれこそがまさに、監督さん自身が疑問に思った部分だったからというのを知ると、やられた!と思うのであった。
その、まさかのひっくり返り……
2025/10/27 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて鑑賞
「見はらし世代」(2025年/115分/日本/カラー)
MIYASHITA PARKという実在固有の建造物がハッキリ主題になっているし、ランドスケープデザイナー(初めて聞く呼称だが、そのまんま直訳的意味でいいのだろうか)である父親が主人公であるのだし、えっ、これって、リアルにモデルになる人物がいるってこと??というのがずーっと気になってしまった。
そして、英文でちらりとクレジットされたから自信がないけれど、監督さん自身のお母さまをしのんで、みたいな記述、だったよね??だとしたらこの物語はマジに監督さんご自身の自伝的なもの??
オフィシャルサイトには長尺のインタビューがのっかっていたから……
