帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました

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猫


10/21 「愛に乱暴」
10/17 「ぼくのお日さま」
10/15 「帰らざる波止場」
10/10 「不倫する人妻 眩暈」
10/7 「美容師の恋」


最新感想文

2024/10/2 新宿ピカデリーにて鑑賞

「愛に乱暴」(2024年/105分/日本/カラー)

原作にある仕掛けが映像化困難と言われていたとか、宣伝に回っていた江口のりこ氏も映画化に際して思い切った脚本、原作も読んでほしいと語っていたことも含め、かなりかなり原作は気になるところ。
もちろん映画となった作品と原作は違う、それぞれの役割がある、そのことを江口氏は言いたかったのだと思うし。未読だから映画となった本作に対峙するしかないんだけれど、駆け抜けてゆく物語、江口氏、いや桃子についていくのが精いっぱい。
予告編を改めて観てみると、かなりサスペンス色強く引っ張っているのが意外だった……

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2024/9/25 シネ・リーブル池袋にて鑑賞

「ぼくのお日さま」(2024年/90分/日本/カラー)

フィギュアスケートが重要な要素になっているというのが、あれだけの人気スポーツだけれどこれがなかなかなくて。それが監督さん自身がスケーターだったということを知って大いに驚く。男子は数少ないし、しかもそこからこんな才能のある映画監督さんになっちゃうだなんて、聞いたことない!!
しかもシングルではなくアイスダンスで物語が深まっていくというのもムネアツで、ラストクレジットの協力欄にしっかと河合彩氏の名前なんぞを見つけて、フィギュアファンとしてはすっかり嬉しくなってしまう……

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2024/9/23 チャンネルNECOにて鑑賞

「帰らざる波止場」 (1966年/89分/日本 カラー)

ここではちょいちょい書くことなんだけれど、鑑賞後に復習をと思ってデータベースを見てみると、書かれているあらすじと随分違っていたりする。本作も、そもそもの、本当にそもそもの最初の場面が、え?私が何か見間違った??と思うほどに描き方が違うもんだから、慌ててしまった。
最初の脚本段階がデータベースに残されるらしいという話もここではよく書くんだけれど、だとしたら、本当に、彼の動機に関わる部分で改変したのだとしたら……めっちゃその経緯が気になってしまう。
そのせいなのか、それ以外にもあれこれと気になる部分が多い作品で……

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2024/9/21 日本映画専門チャンネルにて鑑賞

「不倫する人妻 眩暈」 (2002年/67分/日本/カラー)

物語のかなり後半に至るまで、えー、これって不倫する人妻、じゃないじゃん。不倫してないのになぁ、かつての不倫相手に再会したけれど当時は彼女は独身だったんだし……とか思っていたら、本当に、後半も後半になって、関係を持ってしまった。
あーあ、ヤッてしまうのかと思い……そう思うと、すべてがこの、タイトルである不倫する人妻、のシーンに向かって、脱線寸前のトロッコがこわごわ走っていくように、どんどん加速していくのを止められないようになって、ついに脱線したのだと思った……



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2024/9/18 日本映画専門チャンネルにて鑑賞

「美容師の恋」(1998年/66分/日本/カラー)

これは絶対美容師の恋、ではなく、消防士の恋、だよなぁ。原題が、ピンクのタイトルだから女性側の職業で雰囲気を盛り立てるというのもあって、それを残しての一般タイトルとなったんだろうけれど、だってこれ、絶対絶対消防士の恋、なんだもの。消防士の須藤が切なすぎるんだもの。
その、消防士の須藤を演じているのが田中要次だというのが、へぇーっ!と思う。ピンクに出ていたんだ、聞いたことあるようなないような。少なくとも出演作にぶつかったのは初めて。
どうやら恋にはオクテそうな……

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