帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました

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猫


1/27 「郷」
1/25 「架空の犬と嘘をつく猫」
1/24 「無明の橋」
1/22 「白の花実」
1/16 「初恋芸人」


最新感想文

2026/1/21 新宿ピカデリーにて鑑賞

「郷」 (2025年/93分/日本/カラー)

長く生きてみるもんだ。こんな映画観たことないと思える作品にこの年になって出会えるなんて。
監督さん、お若くてビックリ。一体何周人生を回ったらこんな映画が撮れるのだろう。脚本、撮影、編集、音楽、すべてのクレジットに名を連ねるこの感じ、塚本晋也監督が出てきた時の衝撃を思い出したり。
撮影の技術を持って映画作りをしている監督さんって、やっぱり何か違う、直感的に映画というものにアクセスできる才能を持っている気がする。
ストーリーはあるにはあるけど、ある意味本作においてはそれはさほど重要じゃないのかもしれない……



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2026/1/13 ユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞

「架空の犬と嘘をつく猫」(2025年/125分/日本/カラー)

高杉真宙氏が登場するまでに、結構かかる。実に30年の物語なのだから。当然だが子供時代は彼、山吹役を二人の少年が、姉の紅役も10代の頃を別の役者さんが演じ、その間、彼らの両親であり祖父母であり、父親の愛人も当然、同じ大人の役者が老いていく形で見せる。
映画となったらこの当たり前のことに、何かが象徴されるような気がした。あぁ、やっぱり子供には未来がある。辛く哀しい子供時代を過ごしても、その記憶から逃れられなくても、それでも大人という違う人生をリスタートすることができる……

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2026/1/11 シネスイッチ銀座にて鑑賞

「無明の橋」(2025年/94分/日本/カラー)

渡辺真起子氏が出ているなら間違いはないというんで足を運んだんだけど、劇場に着いて、何気なくロケ地マップなどを眺めていて、あぁ、この監督さん!と知り、嬉しくなる。「真白の恋」「もみの家」の二作で、すっかり信頼に足る作家さん、との思いを固めていたから。
真摯に焦らずじっくり優しく人を見つめるドラマを作る、そして、そうか、過去二作も、そして当然本作も、監督さんの地元、富山の映画なんだね。そこにこだわっているのもとてもいい。
過去作もロケーションがとにかく素晴らしかった記憶は確かにあれど……

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2026/1/8 新宿武蔵野館にて鑑賞

「白の花実」(2025年/110分/日本/カラー)

うぉー!来た来た、私の大好きな女の子映画!しかもカトリック系寄宿学校。最高。「トーマの心臓」の女の子版みたい。ホント、一番可愛い子が死を選ぶところなんかも。
でもその死を選んだ理由は「トーマの心臓」のような純愛ではなかったのが哀しい。でも「トーマの心臓」の純愛も、その愛する相手が苦しんでいた理由は本作とやっぱり共通してもいて……てか、トーマを思い出すとついついそっちに引っ張られちゃう。
でもでもでも、友情という名の純愛でつながれている同性同士のティーンエイジャー世界は……

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2025/12/24 新宿バルト9にて鑑賞

「初恋芸人」 (2025年/95分/日本 カラー)

今や時のグループtimeleszの新メンバー、そのキャラクターの強さで一気に知れ渡った原嘉孝氏、そのオーディションさえまだ行われていなかった時に主演に抜擢された作品が、今のタイミングで公開というのはなんと劇的なことか。
なんとか一つ二つシネコン確保したみたいな、微妙な上映館数というのが、そもそもそれを制作時に予期すべくもなかったことを物語っているみたいで。
しかしそもそもこの原作自体はサブカル周辺で有名で評価されてて、NHKで10年ほど前にドラマ化もされているというのを知り、へぇーっと思う……

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