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事実無根
2023年 99分 日本 カラー
監督:柳裕章 脚本:松下隆一
撮影:武村敏弘 音楽:上野祥
出演:近藤芳正 村田雄浩 東茉凜 西園寺章雄 和泉敬子 仲野毅 西尾塁 しまずい香奈 小堀正博 武田暁 中川裡斗 白井孝誠 栗野結惺 池田壮良 長三伊乃 永尾琉衣 中谷悠希 村上真唯 マリユス・オブロン マノン・オブロン
何より、その舞台となっているカフェがいい。実在のお店だという「そのうちcafe」は、店外にもテーブルを出している、一見してオシャレなカフェとも見えるのだけれど、素朴なメニューといい、いかにも近所のおっちゃんおばちゃんの常連客といい、そして店主である星(近藤芳正)はこどもたちにやたら懐かれているし。
そもそもの冒頭から、まだ開店前の店の裏ドアの前に子供たちがたむろし、アルバイトの面接にやってきた沙耶をからかうところから始まるのだから、まだ登場する前から、星の人となりが知れるというのが上手い。
そう、彼は信頼のおける人物。人情にあつく、だからホームレスとなっている怪しい男、大林の冤罪に同情もする。
観客にしっかりその印象を与えておいて、彼が、そして大林も、その人となりの真逆の濡れ衣を着せられ、鬱屈の今を送っていることが後に判る仕組みで、その大転換に、ドラマの作り方の上手さに、これぞ映画の面白さに、嬉しくなってしまう。
そう、もう、オチバレで言っちゃうと、星は妻からDVの濡れ衣を着せられ離婚、幼い娘とは生き別れ状態となった。大学教授だった大林は学内のポスト争いでセクハラの濡れ衣を着せられ、失職と離婚、果てはホームレスの憂き目に遭った。
二人とも身勝手なウソによって人生が狂わされ、今ここで運命的な出会いとなったのは、星の実の娘、大林の義理の娘、沙耶の存在があるからなのであった。
沙耶はこのカフェに、アルバイトの面接にやってくる。面接に来るということは、求人を出していたということで、それは星が子供たちと全力で遊んでいる中で、手をケガしてしまったから。
それをすかさずキャッチしたということは、沙耶はずっとずっと、実の父親に会いたいと思っていたのだろう。その理由の一つは、義理の父親がセクハラで訴えられ失墜して姿を消し、そんな事情だから彼女自身も学校生活が上手くいかなくて、引きこもりになってしまった、ということもあるだろう。
すべての事実が明らかになって、この三人がぶつかり合うクライマックスは本当にスリリングで、特に、あの穏やかな印象の近藤芳正氏が、あんな鬼のように怒りまくるところなんて見たことなくてさ。
でもちょっと、いろいろと、引っかかる部分も、なくはない。ウソによって濡れ衣を着せられた男二人の友情物語としてのあたたかさは文句なく素敵。一方で、そのウソはいずれも女性によってなされているもので、彼らにとっては真っ赤なウソであり、だから友情が固く結ばれるという図式になっているので、ちょっとなぁとも思っちゃう。
大林が陥ったセクハラの濡れ衣は、こういう大きな組織の中ではあるんだろうなと、なんつーか、テレビドラマでまことしやかに描かれているような世界観。
でも、裁判で闘って負けてしまって、ホームレスにまで落とされるというのは……全くの事実無根で、セクハラの証拠もない筈なのに、負けるのかと。でもそれが、現実の厳しさなのだろうか。でもでも、それじゃぁ、裁判の正義って、どこにあるんだろうと。
全く同じことが、星の側にもある。妻からDVの濡れ衣を着せられ、離婚したと。妻の言い分としては、助監督時代の夫が、仕事で忙しくて全く家に寄り付かず、なのにスタッフを引き連れては宴会の用意をさせたり、その不満があったのだというが、それってDVでしょ、と言い放つのは、それはダメだよと思って。
自分勝手な夫だというのは判るし、その理由で別れたいのも判るけど、DVじゃないし、DVをした夫というウソで訴えたのは、別の罪になるんじゃないの。DVを軽々しく扱ったということで、その罪の重さが逆に失われてしまうと思う。
そしてこれも、この妻の言い分が通ったということは、離婚調停とか公的な手続きがあったのだろうし、証拠もないのに妻の言い分で通っちゃうの??
判らんけど……もしそうだとしたら、日本の司法制度は終わってるわ。この、そもそもの、キモの設定が、かなり引っかかってしまった。言い方悪いけど、男は女に騙される可哀想な生き物なんだ、みたいな風に見えてしまった。
大学内のポスト争いにしたって、彼自身が学内で信頼を得ていたら、こんなことにはならなかっただろうし、しがない助監督の夫に不満を持っていたにしたって、DVされただなんて一足飛びのこと言わなくたって、フツーに離婚出来ただろと思っちゃう。
ちょっとね……可哀想な男たちに対する、ヒドい女たち、みたいな見え方で、ヤダなぁ、と思っちゃったのは正直なところかなぁ。
でもそれでも、なんだか見せ切られてしまうのは、彼ら二人の最愛の娘である沙耶の存在、彼女こそがキーマンであるから。
確かに、こんなワケアリ父親二人によって人生がかき乱され、その父親二人をワケアリにした母親は今、20歳年下の恋人とよろしくやってるっつー、まだ二十歳にも満たない女の子だなんてさ。
大人の事情を押し付けられるだなんて、未成年の彼女にとって、それが親という身内であるからこそ許せないし、でも親という身内だから愛しているし……。
転校先でも噂が広まって、引きこもりになってしまった、という彼女の苦しい事情が、もっと描かれてほしいと思った。やっぱさ、おじさん二人の人生がかき乱された話がメインになっちゃうから。
年齢的にはおじさんの方に近いけど、同じ女性として、ままならないのはやっぱり女性の方だから、娘ちゃんの方にどうしてもシンクロしちゃう。
だって、同じ女性としての母親が、全然彼女に寄り添ってない感じなんだもの。いやそれは、そもそもの設定からして、母親は二人の夫と今カレに対しての存在でしかないように見えちゃうから、余計なんだよなぁ。
男親二人は、娘の沙耶をずっと思っているけれど、でもそれは前提として、自分を裏切った妻によって、引き離されたと感じているから。そして母親は常に、自分にとっての最良の男をゲットすべきという感がある。20歳年下の地方公務員だなんてわっかりやすい飛び道具を用意するんだから、明確だよねと思う。
なんだか、……女がバカにされている感が、するんだよなぁ。彼女に騙された元夫同士が純粋で、人生に失敗したとしても、信頼してくれる人たちに恵まれて、今人生を生きている、という展開、じゃない??
良くないな、フェミニズム野郎の良くないところが出てしまう。本作にはね、このカフェに集う人たちの人生も描かれるのよ。この店でアルバイトしていた息子の父親、タイガースファンである彼は息子のことを、ドロボーして今収監されてるとか、それこそウソを言うんだけれど、交通事故で亡くなってしまっているんである。
退職した元刑事と、認知症を患っている奥さん、更生したと信じていた元受刑者が、詐欺でつかまったんだと、淡々と語る刑事さん。でも、自分の老後を面倒見たいと言ってくれたことが嬉しかったと。
このカフェに集う、人生の先輩たちの、表立っては言わない悲喜こもごもこそが魅力的で、リアリティがあって、だから対照的に、メインの彼らの物語が、ちょっとないよなぁと思っちゃうところもあって。
それも、近藤氏、村田氏のしっかりお芝居で納得させられちゃうからなぁ。クライマックス、沙耶の誕生日祝いに、星、大林、彼らの元妻、元妻の新しい夫が集うという、こう書いてみるだけでも修羅場の場面、星が末期がんなんだとウソをついて、娘の沙耶に激高され、それが彼らの円満解決になるまでのシークエンスは、まさにまさに、ベテラン役者たちが若き彼女のエモーショナルを支えた、うっかり泣かせられる名場面だった。
ウソつかれて怒っちゃって、お父さんの顔にホールケーキをぶちかますだなんて、なんか、昭和のコントみたい。監督さんの年代ならではを感じちゃったりして。
仲良くバーベキューして、海岸の遠くで娘ちゃん、母親、母親の再婚相手が花火に興じている。彼らに知られぬように、大林が、星に別れを告げる。大林はホームレスだからさ、星は心配するんだけれど、彼は笑って去っていくんだよね。
まぁ、男のプライドならではのやせ我慢のように思わなくもなかったけれど、でもいいシーンだったと思う。男のプライドは、悪くない。時に大事なものだと思うから。
ラストシークエンスは、あれだけ父親二人に反発していた沙耶だけれど、何もなかったようにしれっとカフェで働き、子供たちと全力で遊び、そこには星も参加し、幸せな風景。
どこに行くんだと問われていた大林のことが心配になったり、身勝手な母親と沙耶の関係はどうなんだと思ったり、沙耶の母親と20年下の恋人の関係が気になったり。
まぁ色々あるけれど、幸せそうなところだけチョイスして受け止めればいいのかなぁと思う。ことさらに不幸チョイスばかりしがちなのは良くないと思うから。★★★☆☆
それにしても芸人さんのお芝居の上手さというのはなんなんだろう。映画初主演だという水川かたまり氏がこんなに素晴らしい役者さんだというのをどう知って抜擢するのだろう。いや、私が知らないだけで、お芝居のお仕事もいろいろやってらっしゃるということだから……でも、驚いた。
お名前は知っているコンビ、空気階段。でももっぱらラジオばかり聞いているので、お顔さえ一致していなかった。ちょっと繊細で端正とさえ見えるお顔。まつ毛長い。まるでアイラインを入れているみたいなくっきりとした瞳といい、なんだか劇画チックな深い印象を与える。これは……なかなかに唯一無二のキャラクターだぞと思っていたら、そこに絡む幽霊役の正名僕蔵氏もまた!彼もちょっと、アイライン系のギャン!とした強烈なお顔立ちで、それなのに私は時々酒向芳氏と見分けがつかなくなる(爆)。とにかく、ちょっと思いつかない組み合わせ。
水川氏は芸人を抱える事務所で、構成作家という役柄。後輩の作家に売れっ子コンビをとられて(と、周囲には見えている)、仕事量の多さにも疲弊している。この設定。もちろん実際に芸人さんである水川氏をキャスティングしているのだから、不思議はないけれど、芸人事情、コンビ事情、コンテストやテレビの世界にのし上がっていく経過や、それに伴う事務所の移籍等々、実際にどうかは判らないけれど、とてもリアリティがあって生々しい。
お笑いはとても楽しくて、笑って楽しませてくれるけれど、その裏側は、というのはそりゃまぁあるだろうなとは思うけれど、やっぱりどこかで、その裏側でも笑って楽しくやってる妄想をしているものなのだ。
だから……水川氏演じる一平が無意識のうちにふらふらと駅のホームから飛び降りようとするほどの疲弊状態に置かれている様子が、冒頭のすさまじいワンカットからつながっているもんだから、あぁ、やっぱりこんなに厳しい世界なんだ。笑いを届けているのに、無意識に死のうと身体が反応するなんて、とちょっと冒頭でビビってしまう。
考えてみれば本作は最初から最後まで、このシビアな業界のことも、そして一平が思いがけず関わることになるDV野郎に怯える女性、綾の事情にしても、現代社会のひずみをヒリヒリする生々しさで描いている、んだけど、そこに幽霊が絡み、コントを作る才能があっちゃったりするし、一平はこの幽霊、綾の父親である友宏と、脅されているにもかかわらず、なんかバディみたくなっちゃう。
コメディとまでは言わないけれど、ところどころクスリとさせられる絶妙さがあって、それは先述した、水川氏のうっかり端正さ(上手い言い方が見つからないが……)、繊細なお芝居が、いわゆるギャグ場面を愛しさに変えてキュンとさせてしまう。
それは、友宏から脅迫めいて、綾の元夫を殺せと強要されて、その元夫と遭遇しちゃって、明らかにこの元夫は押し出しが強い、つまり自分勝手さが力の強さにも出てるから、ちょっと突き飛ばされただけで一平は腰を打って動けなくなっちゃう。
綾に家の中に招き入れられても、横倒し状態で動けなくて、その状態で綾と会話するシーンは、シュールというかなんというか、なんかもう、このシークエンスで、ちょっと好きになっちゃうんだよなぁ。
友宏の葬儀に、一平が訪れたところから話は転がっていったんであった。一平が踏みとどまったその電車が、前の駅で人身事故があったということで遅れた。一平は自分の命が救われた、とまで明確に思っていたかどうかは難しいところで、それが本作のテーマ性とも関わってくるんだけれど、なんだろう……今自分がここにいるのは何故なのか、生きてここにいる、とまで明確に意識はしていない、というか、それは怖かったのかもしれないと思う。
ただ……明らかに普通の精神状態ではなかったことは自覚していたと思う。人身事故のアナウンスがあって、我に返って、電車が来ないから家に帰れなくて、事務所の会議室でそのまま寝てしまった。
後から示されるんだけれど、この同じ時間軸の中にもう一人いて、彼もまた一平と同じ状況にいて、幽霊が見えるというのも一緒で、それがタイトルとなっている死に損なった男、という条件なのであった。
中盤は、シュールなバディムービーの趣もある。友宏が、自分のことが見えている一平に、娘の危機を救ってくれと、つまり娘の元夫を殺せと無茶な強要をしてくるっていうのが本作のメインになる。
一平のことを関谷一平よ、といちいちフルネームで呼びかける友宏とのくだりは、そのリズムが段々と観客側が欲してくるようになっちゃう。一平は当然、最初のうちは疎ましがり、殺すなんて出来ないと言い、困惑の末激高までもするけれど、綾が元夫にDVを受けていて、半年の接近禁止令を終えて、友宏の葬儀のタイミングで近寄ってきたことを、実際に目にして、揺れ動く。
それは……友宏に言われなくても、自分がそもそも死のうと思っていたこと、それを友宏によって助けられたこと、つまり友宏がいわば身代わりになったこと……への、複雑な思いもあるし。それを、自分が生きていく場所で、構成作家として芸人たちのあがきを見守りながらの一平が、自分の仕事を、人生を、友宏に手伝ってもらいながら、謙虚に見つめ直す姿になっているのが、イイのだ。
これはね、同僚の気の強い女性、竹下さんに言わせれば、人が良すぎる、押しが弱い、貧乏くじを引いてばかり(言い過ぎかな)ということなのかもしれない。でも入院している一平を見舞いに来た彼女に言った言葉は、強がりじゃなく、本当に本心だったと思う。すっかり売れっ子になったコンビに、裏切られたなんて思ってない。売れる手助けを出来たと、嬉しく思っているんだと。
本作は、メインの展開は、幽霊に無茶な強要をさせられて右往左往する男、という、シュールなコメディなんだろうと思う。一平はなんつーか、弱気というかオクテというか優しすぎるというか、それが、同僚の竹下さんにとってはキィーッ!!と思うようなところなのかもしれないけれど、それが水川氏の、先述したような端正な風貌によって、納得させられちゃうのよね。
中盤はちょっと綾といい感じになったように思っちゃったのは、昭和的オバチャンの下衆の勘繰りだったのかしらん。元夫のつきまといから救い出し、お笑いが好きだという綾を自身が作家として関わっているライブに招待する。これは恋愛の展開かと思いきや、すみませんすみません、ヤボでした、そんなヤボな展開はないんだった。
でも、このライブ、一平が書いた、というか、友宏のアイディアをブラッシュアップしたネタは、つまり友宏が亡き妻の葬儀での挨拶をもとにしたものだったのだ。だから綾は笑いながらも涙を流し、お父さんからそんな話を聞いていたのかと問う。
結局本作には恋愛めいた展開はないし、観客側の下衆の勘繰りはいちいち不発に終わるんだから、結果的には、これがイイ、同僚とのちょっと淡い予感は感じさせるものの、これが凄く良かったと思う。
友宏の娘の元夫に対する強い憎しみと殺意といい、実際クライマックスの、双方殺す気マンマンの取っ組み合いといい、バイオレンスは本気全開で、マットな質感がマジモードを掻き立てるもんだから、ちょっと、怖さも感じたのは事実。
元夫は押し出しが強く、元妻の綾に対する執着心は、根拠のない彼女への愛情の自信を物語っていて、本当に見ていて怖かったし、いかにも文系で弱々しい一平が、この元夫と取っ組み合って勝てる筈がないと思った。
なのに……まさかの、一平が自分自身の腹部を刺した。信じられないリスクヘッジを負って、すべてが大団円。そんなことある??
辛い映画はもうこの年になるとキツいから、なるべく人にやさしい、性善説のオチを望んではいる。本作はほぼ100%満足なのだけれど、元DVの夫の改心まで入れちゃうのかぁというのは正直なところ。
でも、でもそうね、誰もが慈悲の心を持たねば。悔悟の気持ちを持った人を突き放すことはやめねば。でも、そうね、綾にしても、綾の元夫にしても、当然疑っていた、一平が見えているという友宏の幽霊の存在を受け入れたから、というのはあるのよね。
もう一人、いわば部外者である、一平の後輩で、売れっ子作家として一平を追い抜いて駆け抜けていった沢本、彼が、友宏が見えているんである。友宏も一平も、それに驚きながらも、ことさらに追究することはしない、しないけれど……友宏が、気づいたのだ。
一平がそうだったように、死に損なった、死の淵をまたぎかけたのではないのかと。あの時の、友宏が、そう明かされるのだけれど、自殺なんかじゃなかった。緩んだ靴ひもを踏んでしまって、たたらを踏む状態でホームに飛び込んでしまった。
沢本は、それを肯定しないんだよね。否定するんじゃない、肯定しない、というやんわりさは、自分の弱さを他人に開示しない、出来ないってことなのか、あるいは、こっちの方がよっぽど厄介なのだが、そもそもそんなキツい精神状態に自分がいることに気付いていないのか。
ちょっと、そこへの含みは残したような気がする。演じる森岡龍氏は、見た目は自信ありげ、マッチョなオーラがあり、一平のことも心底心配している趣である。決してそれが、ウソじゃないけれど、一平も、自分が見えていることで彼の状態に気づいた友宏も、彼のやばさに気づいちゃったから……。
この問題は回収されはしない。一平が、今は自分より売れっ子になった後輩に対して、いつでも話聞くから、ということしか言えないし、その時の状態は、一平が痴話げんかで殺し合いになって入院中なんだから、説得力には問題がある。
でも……このくだりはさ、ファンタジーな設定だけれど、何か、リアルな社会においての、誰かを救えるヒントを、提示してくれていたようにも思う。
ラストシークエンスもメチャ愛しい。まだとどまってる幽霊の友宏、ザ・町中華でラーメンを食べながら、店主や他の客には見えない友宏と、次の新作コントのアイディアを話し合う。これは……なかなかに斬新な終わり方。幽霊が悩みを解消して成仏するんじゃないとは!!もうこれからは、幽霊とも友達になる時代かも??それは言い過ぎかもしれんが、とにかく、素晴らしくスリリングで、予想外で、良かった、面白かった!!★★★★★